【S4最高2020】「」
耐久3枚でじっくり回す長いサイクルと
ゲンガーを軸に詰みの状態を作る短いサイクルを使い分ける。
【個別解説】
ラッキー@進化の輝石
335-x-62-x-148-70
地球投げ/毒毒/ステルスロック/卵産み
どちらの選出とも相性の良いステルスロックを撒きつつ自身もサイクル参加できる。泥仕合になった際にステロが与える総合ダメージが凄まじく、突破不能な耐久ポケも裏2体をステロで削り切ればPPを枯らしに行く戦法が取れる。
後述のゲンガーとの相性も抜群で、対戦中意図せずステロ+ゲンガーの一貫が取れている場面も少なくない。
グライオン@毒毒玉
176-116-146-x-101-161
地震/毒毒/身代わり/守る
ポイヒ効率最大、C200PFサイキネ最高乱数切り、最速。割と前から使っていたが調整意図は書いていなかった型、7世代版陽気グライオン。
体力が尽きるまで身代わりを連打する状況がほぼないためポイヒ効率が一番良くなるH8nとしている。
95族のSラインは最速ランド抜きから上に仮想敵がいない。しかしそれはテテフサイドも同じことであり、このグライオンがスカーフでないテテフを嵌め殺す場面は多かった。
エアームド@ゴツゴツメット
171-100-211-x-90-92
ドリル嘴/鉄壁/挑発/羽休め
ギャラドスと物理ボーマンダがどうしても止められないので技はこの4つ。役割遂行能力は高いがサイクル負荷が掛けにくい。ステロを撒いた後や2:2からの詰めで強いと感じる。
ドヒドイデ@コオリZ
157-x-211-86-162-55
熱湯/毒毒/黒い霧/自己再生
呪いや痛み分けを使うミミッキュに手こずっていては裏の積みエースに対応できなくなる。そのような事態を防ぐための身代わり確定破壊調整。レボルトの10万を耐えて毒を打てるのが何気に偉い。
ゲンガー@ゲンガナイト
135-x-101-222-115-200
祟り目/ヘドロウェーブ/凍える風/鬼火
短いサイクルの軸。メガシンカターンの生存率とスイーパーとしての爆発力を重視した技と調整。相手の物理を機能停止にさせてから裏に引くことで実質1:2交換が成立する。
殴るときは基本的に一撃で倒しきる前提なので瞬間火力が出せるヘドロウェーブ。ナットレイやテッカグヤを削る際はCS祟り目の超火力が必須である。
全リザXがニトチャ竜舞を押してくるため凍える風→ヘドロウェーブで降参させる。ラッキー・ドヒドイデ・バンギラスの3枚でリザYの選出を牽制しており、リザードン自体のX率の高さも相まってeasywinを量産できた。
ボーマンダは耐久無振りなら凍える風で落とすことができ、耐えてくる個体は竜舞するのでこちらも問題なく落とせる(A無振り捨て身ではHSゲンガーが落ちないため一度舞う必要がある)。
構築全体の選出誘導と絶妙に噛み合った技構成により、守るを採用せずとも初手メガシンカを容易にしている。これらの動きを警戒させないためにもゲンガーは通常色での採用が望ましい。
バンギラス@弱点保険
207-155-130-115-167-72
追い討ち/しっぺ返し/吠える/眠る
エスパーの一貫切り、砂。役割対象のテテフを牽制しすぎない点でベトベトンよりも優れている。対面しているゲンガーに鬼火→交代と動かれた時に噛み砕くでは火力が足りないのでしっぺ返し。ゲンガー入りにラッキーが選出できないとき特殊受けを兼ねられる眠る。
【選出・立ち回り】
+or+何か
短いサイクル。自分だけサイクルを回して勝つ。残数を減らし鬼火を撒くことでこちらの耐久ポケを一貫させる。相手のステロに強い。
+から2体
長いサイクル。受けが3枚必要なときやゲンガーが通しにくい並びにはこの選出。ステロを撒かないとジリ貧になるのでラッキーは確定。
++何か
ステロ+ゲンガーが通せる並びに。
【まとめ】
画像の通り対戦数は足りていないものの安定感があった。守りと攻めの切り替えに対応出来ないパーティも多く、この手の構築は今後も使われ続けるだろうと考えている。
S4お疲れ様でした。