【S14最高レート2042】ガルガブゲッコウガ

 
S13が終わった時点でレート環境における最強のパーティは受けループであると考えていたが、最終1位が受けループでない時点でこれは矛盾している。また受けループしか使ったことのない人がどれだけ「受けル強いよ」と言ったところで説得力は皆無である。
 
そこで一度視点を変えてみることも必要だと思い別の面子で戦おうと決めた。個体準備、感覚を慣らす時間も含めて最低でもS14〜15の4ヶ月間を受けループ封印期間とした。受けループに限界を感じたから、というわけでは無いのでそこは誤解しないで頂きたい。
 
 
 
 
 
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【個別紹介】(オリジナルの要素が無い為調整先は省略)
 
f:id:reitoika:20160326021705g:plainf:id:reitoika:20160307114823g:plain@ガルーラナイト 
努力値:4-252-0-2-0-252 意地
実数値:181-161-100-54-100-142
実数値(メガ):181-194-120-72-120-152
捨て身タックル/猫騙し/不意打ち/大文字
まず受けループには無い何かで勝負しなければならない。出来る限りサイクルを回さない(≒事故を減らせる)という対面的思考が強いと思い、その代表格とも言える彼女を採用。命中不安技を誘いやすく自身は安定打点で2回殴れる、運勝ちを呼び込むポケモン。圧倒的に不利な相手が存在しないノーマルタイプであることも評価が高い。
A194親子愛捨て身タックルが特化クレセリアに乱数2発(60.2%)、急所判定が4回あるので実際はもっと高い。初めてこれを知ったときの衝撃は忘れられない。S12で1位だったニンフガルクレセドランが秘密ガルの遂行速度の遅さを利用してトリルや破壊光線を撃っていたので、相手に何もさせずに落としたかった。
有利対面で捨て身タックルを連打するだけで目の前の敵が死ぬか裏から出てきたゴツメ持ちが死ぬ(グロパンいらなくね?)相手の数を減らせば裏が一貫しやすくなるので積極的に捨て身を押していた。調子に乗ってHP満タンのクレセリアカバルドン対面で捨て身を打ってみたりもしたが毒や欠伸を撒いてくるのでなんか突破できた。クレセを餌に釣り交換する人はかなりの被害を受けたと思う。
猫騙しと不意打ちは相手のゴツメ持ちを落とした後やそもそもゴツメ持ちがいなかった時に暴れる為の技。猫打って引っ込めてを繰り返すだけで一方的にアドを取れるのはずるい。
4枠目は何でも良いが不利対面で引っ込める動きをしたくなかったので大文字とした。ゴツメやキンシに触れずに倒す、不意打ちと絡めて(メガ)ゲンガーに最低限1:1交換をする、この2つを両立したいので炎Pや火炎放射ではなく大文字。
ちなみに相手のガルーラがグロパン積んでいても大体同速以下なのでこのガルーラで止められる。
 
f:id:reitoika:20160307114829g:plain@拘り鉢巻 
努力値:0-252-4-2-0-252 陽気
実数値:183-182-116-x-105-169
逆鱗/地震/ダブルチョップ/ストーンエッジ
此方のガルーラが意地なので、相手の陽気猫捨て身ガルーラに強くなる陽気鉢巻ガブ。受けが甘いパーティには先発で荒らしにいく。後ろに置く場合はガルーラで相手のクレセを飛ばしてから高速高火力で制圧する。
技構成は前3つを確定として、自由枠になるべく一貫しやすい技を探した結果ストーンエッジとなった。怖くて打てない。
f:id:reitoika:20160307114839g:plain@タラプの実
努力値:252-0-0-2-188-68 慎重
実数値:185-101-91-x-124-155
ブレイブバード/鬼火/挑発/羽休め
ガルーラが苦手な相手に投げるクッションにする予定だった慎重HDアロー。ゲッコウガにラムを取られタラプに変えたらクッション性能が失われた。代わりに羽休めが間に合う範囲が気持ち悪いくらい広い。最終的にこのポケモンで詰めていくことも多かった。
 
f:id:reitoika:20160307132232g:plain@ラムの実
努力値:12-4-140-164-2-188 臆病
実数値:149-104-105-144-91-182
冷凍ビーム/悪の波導/ハイドロポンプ/影打ち
交代をしないポケモンなのでこの構築に合っていると思い採用。流石に冷Bと悪波は警戒されるがハイポンと影打ちは想定していない人が多い印象だった。相手の並びを崩す力が強くeasywinを狙いやすい。
 
努力値:252-2-252-0-4-0 図太い
実数値:227-x-189-95-151-105
見せポケ。スカーフガブリアスと陽気猫捨て身ガルーラの選出を抑制する。ガルクレセアローの並びでサイクルパに見えないこともない。ゴツメ持ちいないからとりあえずクレセ入れとくかくらいの感覚。選出する気がないので技はなんでも良いがメガヤミラミに多少抗えて受けループに安定行動をさせない構成にした。ガルーラは捨て身連打してすぐ死ぬので三日月の舞が欲しいと思うことはなかった。
 
f:id:reitoika:20160309132324g:plain@カゴの実
努力値:252-2-196-28-4-28 図太い
実数値:207-176-114-136-109
熱湯/冷凍ビーム/瞑想/眠る
ここまででATファイアローが厳しいので止めてくれそうなスイクンスイクンに後出しできるポケモンは少ないが、単純な殴り合いでは火傷を引かないと負担が掛からない。HP黄色のカゴ消費後スイクンは秘密の力ガルーラを後投げされるので、ねむみを感じたら熱湯を押せ。
 
 
 
【選出・立ち回り】
 
f:id:reitoika:20160317160257p:plain+f:id:reitoika:20160317160306p:plainorf:id:reitoika:20160317160320p:plainorf:id:reitoika:20160317160313p:plainorf:id:reitoika:20160317160336p:plain
 
相手のパーティを見て、ガルガブゲッコウガの中で最も動きやすいものを先発に置く。次に刺さっているもの(アローとスイクンも選んで良い)を2体裏に置く。ガルーラは大体出す。
 
使ってみて初めて「交代しない=裏を見せない」という情報アドバンテージの存在に気が付いた。対面思考で組むなら型の豊富な厨ポケを優先して入れると良いかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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最高           2042pt
最終853位 1930pt
 
 
 
 
 
なんかパッとしない成績のまま終わってしまったが、S14は別のパーティに慣れるウォーミングアップだと思っていたし、2000到達を目標にしていたので実はこの結果に満足している。時間とプレイ環境の都合で用意出来ない個体がいたが、S15が始まった今そのハンデは解消された。ここから先は、純粋に強さだけを受けループとは異なる形で追求していきたい。
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S14お疲れ様でした